びさっぷ基金の名前に由来しているbissap(ビサップ)とは、コートジボワールをはじめ西アフリカ一帯で広く親しまれている、乾燥させたハイビスカスの花を甘く煮出して冷やしたお茶のことです。
コートジボワールでは、ビニール袋にこどもの握りこぶしほどの量を入れて、冷凍して販売しています。滞在時には、毎日のように自宅でビサップのお茶を沸かして飲んでいたため、コートジボワールの生活の象徴として脳裏にきざまれています。また、国立聾学校では校庭にみごとなハイビスカスの花が咲きほこっていました。
多くの思い出を繋ぐハイビスカスの花とそのお茶であるビサップを、支援活動のアイコンとして取り入れることにしました。そして、フランス語圏の音の柔らかさを伝えたいと思い、表記はひらがなで『びさっぷ』としています。